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故人の自宅で葬儀を行う場合の焼香の習慣

2017年05月04日
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地域によっては葬儀を故人のご自宅で執り行う場合もあります。その際のお焼香の習慣がこの通りです。まずは亡くなった家族を北側に近い部屋に安置します。その北側に近い部屋の中の更に北側を枕として、その上で小さな祭壇を設えます。

つまりは蝋燭等々を水まで揃えて置きます。本格的な葬儀は翌日かその次の日ではありますが、それ以前に故人を悼む人は訪れます。本格的な葬儀には列席できない人々でもあり、何度も顔を拝みたいと言う方々です。その人たちが故人の枕元にて、三本指で刻まれた香木を摘まんで火種に移す訳です。

そしてお通夜には既に用意が整った祭壇の前に棺が安置されます。その棺の手前に新たに設けられ、新ためて、弔問客がその場にて拝むと言う事になります。そして本格的葬儀です。お焼香は住職の読経の途中から住職の呼び掛けに応じてまず喪主からお焼香が始まります。

その際に、地域性にもよりますが、祭壇の前に一人ひとりが座っている場所から移動して行う場合もあります。ただ、葬儀社で営まれる葬儀の場合は、このスタイルとなります。列席者は椅子に座ったままの状態ですから、前方に設えられた祭壇まで足を運んで香木を火種に焚くと言う事になります。

ただ、自宅葬に場合は広い座敷で葬儀が営まれる場合があります。しかも、弔問客は座敷の畳の上に正座と言う状態の場合もあります。その際には、住職から呼び掛けの後、喪主が最初に行います。その後に喪主の次に関係の深い人、つまりは喪主の妻、歩いは家族と言う事になります。

そのあとは遺族となります。そして親戚がそれぞれ、故人に関係の深い順序で行い、その後は知人友人、そして会社関係と言う事になります。宗派でも異なりますが、浄化と言う意味で行います。そして体を清めると言う意味もあり行います。

そのスタイルは、香木が小さく刻まれています。その香木を右手親指と人差し指、そして中指で摘まみます。表返しにして額の位置まで上げて、そのまま隣の火種に焚くと言うのがスタイルとなります。

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